店舗向けカラーコンサルティング
~ 実店舗 ネット販売 マルシェ ~
売り上げを上げるためには
色を有効に使うことが大切
なぜこの3つが大切なの?
「色の大切さ」
私たちの身の回りには沢山の色があり、
それらの色からメッセージを受け取ったり心を動かされたりします。
実は人間は視覚から80%以上の情報を得ています。
さらに「形」より「色」のほうが認識されやすく記憶に残りやすいことが判っています。
例えば、
一週間前に会った人の名前は憶えていなくても、
その人の身に着けていた「色」は記憶に残っていることありませんか?
お店の名前は憶えていなくても
「あの黄色看板のお店」と色で覚えているということありませんか?
マーケティングにおいても、色の持つ効果は大きく
「購買行動の9割を目から得て情報で決定する」という研究結果もあります。
そこからも「見た目」の大切さが判ります。
メッセージを発する色、心動かす色には必ず理論があります。
私たち「プロのカラーリスト」は色彩理論を学び実践を積んでいるので
「色の効果」を確実に使うことができるのです。
そのノウハウをアドバイスさていただきます。
私達の身の回りには沢山の色があります。
色がついていないものはないくらいと言えます。
そこに色があることが当たり前すぎて、
日常生活ではほとんど意識することはありません。
しかしビジネスの世界では戦略的に色を使っています。
企業のイメージ戦力の1つにコーポレートカラーがあります。
コーポレートカラーとは、
企業、店舗、団体などのイメージと直結する色、
イメージに合った的確なカラーリングをすることです。
例えば銀行ですが、
多くがイメージカラーに青、緑、赤を採用しています。
銀行はお客様の大切なお金を預け、運用する場所、安定、安心、親しみやすいといったイメージから緑を、
誠実、冷静、献身といったイメージから青を、力強さ(パワー)リーダー、情熱といったイメージから赤を使っています。
NGカラーもあり、
黄色と紫、黄色は楽天的、軽い、子供っぽい、紫は怪しげな、奇妙などと銀行の硬いイメージにそぐわないという理由から使われていません。
しかしなぜ色を使っているのでしょうか。
人は五感のうち視覚から90%もの情報を得ており、
そのうち80%が色だと言われています。
また色は形よりも記憶に残りやすいのです。
例えば、オレンジ、グリーン、レッドの三本線を見ただけで文字がなくても「セブンイレブン」だと分かりませんか。
勿論この3色はセブンイレブンのコーポレートカラー。
オレンジは朝焼け、グリーンはオアシス、レッドは夕焼け、24時間オープン、セブンイレブンに寄って一息ついてもらう、お買い物を楽しんでもらえるオアシスになるような店舗といったイメージからです。
皆さんがふっと目にする看板に
これだけ戦略的に色が使われているということになります。
これが色の力+色の見え方+色のイメージ+配色ルール=色の効果なのです。
業種を変えてファッション業界ではどうでしょうか。
ファッション業界では、
「きれいに見せる」「美しく見せる」「センス良く見せる」など
視覚的美粧効果ばかりに目が向いています。
なぜなら「色=センス」と売る側も買う側も思っているからです。
しかし残念なことに、色彩理論を理解した上で商品の見せ方やコーディネートのご提案にその知識を活かしている販売員さんは多くありません。
ファッション業界ではセンスもとても大切な感性技法ですが、
センスだけでは決して色は扱えません。
色には理論があり、理論を理解することで効果的に色を使え、
メッセージを持たせ、イメージをコントロールすることができます。
これらは店舗や商品イメージの発信(ディスプレイ)、
お客様が居心地の良いストレスない空間づくり(レイアウト)、
またこのお店の商品を買いたいと思わせる接客術(コーディネート)
に活かされ、売り上げアップ、リピート率の高いお店へと繋がります。
色の力は無意識にお客様に働きかけます。
例えば、
赤など暖色系を効果的に使うことにより、
楽しそう、活気のあるお店であることをアピールできます。
目立たせたいショーウインドウのディスプレイは
背景の色によって残念な効果になってしまいます。
色の見え方は色の使い方によってプラスにもマイナスにもなります。
色のイメージは、
ディスプレイにもコーディネート提案にも活かされます。
それには色が持つイメージを正確に理解しておくと、
イメージをコントロールすることができます。
つまり発信したいイメージ作りを色で表現することができます。
配色ルールは、
ディスプレイ・レイアウト・コーディネートと全てに活かすことができます。
特にコーディネート提案はお客様の購買意欲に直接繋がりますので
ワンランク上のコーディネート提案、
意外性のあるコーディネート提案に繋がります。
これが色の力+色の見え方+色のイメージ+配色ルール=色の効果なのです。
カラープロジェクトでは
様々な「店舗に活かす色彩講座」や
即、色の効果をお店に活かして頂けるような商品をご用意しております。
是非ご活用くださいませ。
色彩技法の必要性
パーソナルカラーとはお客様の似合う色を探すお手伝い(診断)をします。
色布(カラフルなドレープ)を何十枚とお顔の近くに当ててどのような色がお似合いになるのかを、肌色、全体の調和から診断します。
よく「感性・感覚」で診断していると誤解され、
色占いなどと言われることがありますが決してそうではありません。
人は肌色・髪の毛・瞳・唇と全て持って生まれた色素で構成されています。
その色素が色布を当てることでお肌の上でどのような現象を起こし、その結果どのように見えるのかを客観的に見て診断しています。
例えば、
肌が薄い人は暗い青のドレープを当てると額やあごに影が出て、肌色のトーンが下がる、その結果寂しげに不健康そうに見える。
明るい青のドレープを当てると肌色のトーンが上がり、瞳がキラキラ、唇がつやつやと見える、その結果若々しく見える、誠実そうにみえる、できる人に見えるということになります。
似合う色とは,、肌色がキレイに見える、欠点がカバーできる、
生き生きとしてみえる、瞳がきれいに見える、
リフトアップして見える、若々しく見えるなど
良いことが沢山あります。
その結果、優しそうな人、信頼できる人、元気な人など
良いイメージへと繋がります。
色彩理論とパーソナルカラー理論を学んでいないと正確な診断はできません。
また似合う色が判っただけでは色は使えないので、
その色を使ったコーディネート提案ができなければ
パーソナルカラーの効果は発揮されないのです。
パーソナルカラーとは
色を大きく分けて2分類(イエローベースとブルーベース)
更に細分し4分類に分ける4シーズン(スプリング・サマー・オータム・ウインター)が主流です。
パーソナルカラー理論から
赤でも温かみを感じる赤(イエローベース)と
冷たさを感じる赤(ブルーベース)があり、
青でも温かみを感じる青(イエローベース)と
冷たさを感じる青(ブルーベース)があるということになり、
1色を除いて全ての色にイエローベース、ブルーベースがあるという考えです。
お客様から「赤は似合うけれど青は似合わない」というようなお声を沢山聞きますが、パーソナルカラーでは似合う赤も青もある、似合わない赤も青もあるということになります。
パーソナルカラーの色についてもカラーリストの感覚から選ばれているのですか?と誤解されることがあります。
パーソナルカラーはアメリカで誕生し日本には約30年前に上陸しました。
パーソナルカラーの色を語る時、所説ありますが必ず登場する人物がいます。
ヨハネス・イッテンは
スイスの造形作家でドイツのバウハウスの創設時に色と形を教える指導者として参加しました。
著作の「色彩論」では4分類の起源になることが書かれています。
ロバート・ドアは
アメリカの色彩心理学者でブルーアンダートーンとイエローアンダートーンを基本として調和論を発表し、この色彩体系によるカラーコンサルティングが多分野で成功し、パーソナルカラーの起源の1つとなりました。
ファイバー・ビレンは
アメリカの色彩学者です。アメリカでは1940年代前後に
カラーコンサルタントという職業が存在しビレンはその一人です。
「工場やオフィス、学校や病院などを用途に見合った色を使って環境を整える」といった多くの活躍により色彩の効果が認められ、ファッション業界にも色彩の効果的な役割が服装にも取り入れられました。
また色の基本となる調和論があります。
イッテン、ドアー、ビレンのほかに、
アメリカの自然科学者O.Nルード、
アメリカの色彩学者D.Bジャッドなどの名前が上がります。
このようにパーソナルカラーの色にも理論があるのです。
パーソナルカラーの色
最近、「お店にこの色をください!」と色見本を持ってこられるお客様が多くなり困っている」というお声を聞きます。
購入を考えて来店してくださるお客様に対して、「困っている」とはどのような理由なのでしょうか。
お話を聞いてみると大きな理由は2つで
「指定された色が判らない」「その色が店頭にない」そうです。
それは勿体ないお話ではないでしょうか。
どちらの理由もお客様がもってこられた色見本の色がどのような色なのかが判らないから困ったということですよね。
一説によりますと人は750万色から1,000万色もの色を見分けることが出来ると言われています。
裏を返せばそれだけの色が存在するということになりますよね。
指定された色はそのうちの1色、ぴったりの色を探すことが難しいとも言えます。
しかし指定された色がどのような色なのか、お客様の似合う色のパレットがどこのグループなのかが判れば、近似色、または違う似合う色のご提案ができます。
但し色指定してきた時は注意が必要です。
店内の照明の色によって色の見え方は違ってきますので、自然光のもとで確認してみる、お客様にお伝えするなどが必要です。
これらすべて色彩理論、パーソナルカラー理論に基づきます。
何度となく店頭に立った経験がありますが、お客様への褒め言葉と購入意欲を後押しする言葉として「お似合いになります」「私も持っています」という声を聞きます。
パーソナルカラーを学ぶと、この「お似合いになります」の根拠を具体化することができるので、もっとお客様の心に響かせることができます。
「私も持っています!」と定員さんと同じコーディネートをご提案したところ、勢いで買って来たもののどう着こなせばよいのかわからないからお蔵入りになってしまったという声も実は多いのです。
店頭にある商品でいくつかのパターンでコーディネート例をご提案すればお客様もイメージしやすいと思います。
または「お持ちのボトムスはどんなものですか」と聞き、それに合ったコーディネート提案や「このような色とも相性が良いのですよ」と意外性のある色の提案ができればもう1点の購入に繋がります。
お客様が実際に着て幸せな気持ちになり、周りから褒められたりすると、「またあのお店に行ってみよう」「SNSで紹介しよう」とリピートや新規お客さまへと繋がります。
理論を知らないコーディネート提案は「センス」だけでは通用せずどこかに落とし穴があったり根拠が曖昧になります。
やはり色彩理論・パーソナルカラー理論を理解した上で「センス」を活かす。
これがお客様が納得して購入し、着ることで幸せな気持ちになってくださることに繋がるのではないでしょうか。
カラープロジェクトでは「色彩講座」や「パーソナルカラー講座」「店頭で活かすパーソナルカラー診断」をご用意しております。
是非ご活用くださいませ。