文責者:石井
誰もが気軽にネット販売が可能になった今、
世の中には沢山のハンドメイド作品が溢れています。
手に取って見られない分、写真(画像)がとても重要なポイントとなります。
売上にも響いてきますよね。
折角のステキな作品も、背景の色や小物によって魅力が半減してしまいます。
例えば、以下のような事例があった場合どうでしょうか。
事例①
「カラフルでとてもかわいい作品だから、背景を楽しくポップにしよう♪」
良いと思います!
しかし、ここで単に背景を楽しくかわいい柄にしてしまうと、
作品と被ってしまいごちゃごちゃした感じになってしまいます。
これでは作品の良さが伝わってこないですね。
事例②
「小粒で透明感あるピアス、小さくてかわいいから淡いピンクの背景色にしよう♪」
小粒でかわいいのでピンクという関連性はありですね。
しかし小さいからこそ、その透明感を活かすダークな背景のほうが存在感が出ることもあります。
事例③
「季節感を出したい!背景にクリスマスの飾りを置こう♪」
全体的にクリスマスムードを出したいので、作品の背景に小物や写真を置く場合があります。
配置を考えないとやはり被ってしまい、作品のパーツの仕様が分かりません。
では、事例③のbefore afterをご紹介します。
【before】
天然石のピアスの背景に写真を使って撮影。
クリスマスの雰囲気はわかりますが、肝心なピアスの仕様が良く分かりません。
背景と被ってしまっています。同化していますね!
【after】
クリスマス飾りとグラスを使用。
背景のクリスマス飾りとアクセサリーとの間にグラスが入るように、
ワンクッションさせました。
間に入ったスリガラスのホワイトがセパレーションの役目をし、
更にガラスの色と天然石の色での対比効果(明度対比)によってグッと色みが引き立ちました。
★Study!
対比とは?
「背景色により、色の見え方に違いがでること」
アクセサリーの石などは透明感があるものも多いですし、
色を引き立たせることも大切です。
Before afterの例では、敢えて白いものを背景に使うことで石の「色」を引き立たせたわけです。
いかがでしょう。
このように背景色は、使い方次第で作品の魅力を存分に見せて(魅せて)くれるのです。
色の効果や配色技法などを知っておくと、今までとは違った魅力ある写真になります!
売上アップ!魅力アップ!に繋がりますね。
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