文責者:カラープロジェクト 中井
先日色彩心理の講座を開講させていただき、「色彩心理をパーソナルカラー診断にどう活かすのか?」というテーマでお話をしてきました。一見関係性がないように思われますが、実は大有りです。
診断の時も勿論ですが、お名刺交換の時や「カラーリストです」と言うと「最近、〇〇が気になるのですが」と言われることが多く、○○は色の名前になります。
気になる色はその人にとって今必要な色、求めている色、つまり波長でありエネルギーになります。何年も前からずっと気になっていることもあれば、ここ数日気になることもあり、極端な場合はさっきから気になるということも。気になる要因としては経験したことから、感じたことから気になっている場合やその日の気分で気になることもあります。実はその日の気分も原因となることがあったりします。
お店でも同じようなことを聞かれたことありませんか。形やスタイルからのご提案も勿論必要なことで大切ですが、そこに色からのご提案もできると、ご自身のスキルアップに繋がります。形より色のほうが記憶に残ることは実証済みですので、色と形をご提案できると
あなた自身の記憶がお客様に残り、「またお願いしよう」となります。
とは言え、色の理論を持って説明やご提案ができないと提案に説得力がありません。
例えば、赤といっても誰もが想像する赤は鮮やかで、派手で、目立つ色ですが、パーソナルカラーでは4シーズン(スプリング、サマー、オータム、ウィンター)タイプ別に赤があります。スプイングは明るくて鮮やかでクリアな赤、誰もが想像する赤に近いと思います。サマーの赤は白っぽい、スイカのような優しい赤、オータムはオレンジを感じさせる熟した果実のような深い赤、ウィンターは青みがかかったクールでワインレッドのような暗い赤になります。同じ赤を着ていてもすごく素敵に見える人と野暮ったく老けて見えてしまう人いませんか。そんな時に違う赤系をおススメし、どうしてこの赤がお似合いになるのか説明できればご購入に繋がります。店頭でパーソナルカラーを活かしてみたい、使ってみたいと
思われたら★★★
色彩心理は男性の方でもよく聞かれます。
つい最近のことですが、「僕、誠実に見えるように茶系のネクタイをよく使います!」と自信満々で言われました。色によってイメージやメッセージがあり、ご存じだと思いますが赤は元気、エネルギッシュ、活動的、情熱的、熱いなどとイメージがありメッセージを発します。
実は誠実は青、堅実が茶と反対なのです。間違ったメッセージを無意識のうちに周りに与えてしまっているのです。
色彩心理はあやふやなものではなく、ヒトのカラダやココロに色がどう影響されるのか
古代エジプト、古代ギリシャ時代からずっと研究されてきていることで、生理的な変化の実験データや統計学もあります。色彩心理の講座だけで1日できてしまうほど深いものですが
店頭で使えるように知識と実践を交えて知恵を講座では教えています。
ご自身の見せ方もコントロールできるようになります。是非ご活用ください。
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